かすみがうら・海の駅からの報告

東北関東大地震 被害報告  ラクスマリーナの状況です。
今でも余震感じています。

平成23年3月12日  02:30
ラクスマリーナ  統括本部 秋元昭臣
何方か専門家に液状化の現場見て頂きたいです。

平成23年3月11日14:50~26:40 未だ余震があります。
ラクスマリーナは14:50の第1波から23:00まで停電していました。
土浦市内では塀が倒れ、瓦が落ち、信号が止まり火災が発生、ビルとビルをつなぐ避
難階段が落下マンションにはヒビが入り、窓ガラスが割れて、住民が避難、百貨店の
買い物客も避難させる程でした。
14:50の1波、地震の発生の時、突然の揺れ、収まるかと思っている内に机の引
き出しが飛び出してきました。TVのスイッチ入れ見る間もなく停電してしまいまし
た。積み上げて書類は崩れ落ちてきました。揺れが少し収まって室内の片づけしてい
るとまた揺れ出しました。
2波は15:17 外に出ると周辺は泥水が大きく広がって低い道路側に勢いよく流
れ出ていました。建物西側の自販機は足元から流出した水で建物に寄りかかってしま
いました。
マリーナの水面ではこんなに居たのかと思うほどの大量の大きな魚がスサマシイ勢い
で一斉にジャンプしていたそうです。この時ヨットに乗って居た学生は「急に魚がど
かんどかんぶつかって来たんです」と、水上では地震は感じられなかったようでし
た。
立っていられない位の長い揺れに全員外に出ましたが、それでも大きな揺れで女子社
員はしゃがみ込みました。1分も経たない内プンと汚物臭と、「水が出てる」の声に
アスファルトの地面を見ると確かに水が流れ出ています。割と綺麗な水でした。多分
地震で配管が破損したんだろうと思って、確認しようとしている内、ゆれが収まりつ
つありながら、突然地割れしたところから泥水がモリモリ吹き出て来ました。どこか
らこんなに勢いの良い泥水が出てくるのか、凄い速さで泥水は見る見る広がって行き
ました。
15:29 第3波、15:47 第4波、さらに15:44には突然雲が出て小雨
が降り出し、まさに天変地異を地で行く感じでした。しかし、雨は15分位で上が
り、西の空は明るくなりましたが、雲は残ったままで薄暗い天気でした。
市内から来た人から、「弊が倒れ、壁がはがれ落ち、信号も止まって車の運転が恐
い」との話がありました。「家や家族が心配だ」とのこともあり、社員に早めの退社
してもらうことにしました。この判断は良かったと思います。なぜなら、信号の無い
暗い交差点は非常に危険だからです。
市外に帰る女性には、その先に帰る男子社員に同行してもらいました。
揺れが激しい時、上架してある舟艇が心配で見守っていましたが、30Fのヨット、
40Fのモーターボート共に大きく揺れては居ましたが倒れるまでには至りませんで
した。

ヨットは地震で移動して、排水溝のグレーチングの段差で止まっていました。車止め
は入れていたのですが完全でなかったのが原因です。
揺れがある度にアスファルトの割れ目から泥水が噴き出ましたが、後半では泥では無
く砂が出て来ました。建物わきに立っているコンクリート柱の根元からは余震のたび
に水がモリモリ吹き出して来ました。地震が収まった後は周辺の土は流出してすり鉢
状になって柱は大きく傾いていました。場内全てのコンクリート柱が傾きました。地
割れはアスファルト部分は1~3cm、段差も発生していました。それらを写真に撮
影しました。
桟橋で船を整備していたオーナーの話では、揺れが出たとたん「一斉に大きな大量の
魚がジャンプ」これまで見たこともない風景だったそうです。その頃、湖上でヨット
に乗って居た学生は「ドスンドスンと船に魚がぶち当たって来たので何だろうと思っ
た。」と陸に上がって泥水にビックリしていました。
オーナーさんが買い物をしようとしたところ食べ物があり、買い物客は沢山いたにも
かかわらず、停電でレジが打てないとのことで買えなかったと憤慨していました。そ
の一方で、ある人は暗くなったお店を車のライトで照らしながら販売していた「セブ
ン・イレブン」で買い物出来たことに感激したそうです。オーナーさんの、セルフ食
堂の「カップめん」を購入したいとのことで小型発電機を持ちこんで自販機を動かし
ました。ところが、お湯が無い! ポットに残っていた水を使いました。次の水は
「製氷機にたんまり出来ていたアイスキューブ」をやかんに入れて溶かして水を作り
ました。熱源がLPGであったことが幸いしました。
市内のマンションに住んでいる2人のオーナーさんの家も地震の被害にあって、「夜
マリーナに泊めてもらうかも知れない」とのこともあり、4ストロークの発電機を準
備してオーナーズルームのメインのブレーカーに発電機をつなぎこみ照明とコンセン
トが使えるようにしました。
事務所とその入り口の照明用には2ストの小型発電機を用意しました。(混合GAS)
※ 4スト・セル付き極低騒音タイプ 3KV 200/100 の可搬型が欲し
い。
ソファーに寝られるよう毛布2枚。電気ポット。懐中電灯等準備しましたが、部屋に
上の階からの漏水をふき取るため泊ることにはなりませんでした。
駐車場もあり、ヤードも広いラクスマリーナは内水面で津波の影響もなく、クルー
ザーは定員の半数分くらいの寝袋も積んでいて船に泊まることも出来ます。
マリーナは「緊急時の避難場所」としても機能することが判明しましたたので「防災
拠点としてのマリーナ整備」を検討し、整備したいと考えます。改めて霞ケ浦の安全
性が検証出来た地震でもありました。以下その特徴を上げると、1.広い平場を持
つ。2.井戸を持つ(浅い井戸1本、大口径深い井戸 150トン/日) 3.発電
機(移動クレン用)を持つ 4.風呂、シャワーを持つ。 5.LPGの熱源を持つ。
 6.開かれた水面と岸壁を持つ。7.クラブハウスは平屋で地震に強い(仮設が後
何年か続きそうな気配ですが新築時には学校波の耐震性を持たせたいと考えていま
す。)8.場内には仮設トイレを持つ。9.社員は全員市内在住で歩いてでも会社に
来られるので、非常時の対応が出来る。10.場内の放送設備を持つ。11。広い道
路に面し周辺に建物が無く災害時に影響を受けない。 12.JR土浦駅から歩いて来
られる。 13.常磐高速の2ヶ所のICより15~20分で来られる。 14.成田
空港から1時間。茨城空港から30分で来られる。
15.イザの時は大型船での輸送も可能。16.土浦港・土浦新港に隣接し、連携使
用が出来る。17災害時のメンタルケアと身体的疲労回復の為の温泉をもつ。18.
緊急用燃料が保管されている。(軽油・ガソリン)19.水上飛行機、ヘリコプター
の利用可能。
20.市営グラウンドとの連携使用が可能。
今回は出来るだけ写真を撮りましたので専門家に提供し検証してもらうことで被害を
防ぐ方法を考えてもらいたいと思います。

3月12日(土)晴れ
朝、五頭副市長、塙部長が視察に見えましたが、国民宿舎水郷も液状化で損傷を受け
たとのことでした。そこいらじゅう液状化したヘドロ状の泥が堆積して車が滑って走
れない状況でした。一部は乾いてきましたが、場内を見回っていたところ、草地の水
溜りでは急に長靴がすっぽりのみ込まれてしまう場所がありビックリしました。
本日は、室内の揺れで倒れていたり、崩れて来た書類などの整理と、清掃を行いまし
たがそうしている内にもかなり大きな余震がありました。TVでは地震に加えて福島原
発事故のニュースが流れていました。取りあえず片づけを済ませて、社員は15:0
0に退社して家に帰ってもらいましたが、どの家も屋根の瓦がやられていたようでし
た。修理までの間のためのブルーシートも売り切れで困っていましたが、土浦市から
貸してくれるとの情報で助かったと言っていました。電気は来ましたが、相変わらず
水は出ませんでした。

3月13日 (日)晴れ
お客様来ることを想定して、トイレ対策しました。男女1ブースのみ活かして他は
「故障表示」大きなポリ容器に井戸水を汲んで、室外において、ひしゃくで男女それ
ぞれのトイレのバケツに水を汲んでブース内に置きました。張り紙には「洗浄水 次
の方の為に汲み置き下さい。 屋外に水はあります」
朝から、吹きあがった土を廃棄する作業しましたが、細かい砂がかなりの厚さに積っ
ていており、量がありました。スコップが無かったのでHCに買いに行きましたが、大
勢の人が居て時間が掛かるのであきらめました。市役所環境衛生課に電話して「角ス
コップ 1丁」借用しました。フォークにパレットを着けて積み込みして輸送・場内
まきちらしして処理しました。通路面清掃4人で5時間掛かりましたが、十分ではあ
りませんでした。昼食は買い出しに行きましたが、売っているところが混んで居るの
と、カップ麺、弁当が品切れでしたので、セルフ食堂の「カップ麺自動販売機」から
購入しました。現在の残量はカップ麺3個です。パンは10個くらいあります。
昨晩21:00ころ、見慣れない車が入ってきたので見に行くと、「水が無いので
買ってきてくれと言われたが、周辺に無いので買いに来た。」とのことでした。
災害時はBBQセットもありますし、餅つき用のかまどや釜もあり即役立つものがある
ことを改めて認識出来ました。燃料の薪も確保出来ます。LPGですので熱源もありま
す。
改めて、場内を見渡すと、かなりの段差や地割れがそこここに発生していました。水
資源設置の敷地の霞ケ浦側の排水側溝は地震時の液状化した泥流が流れ込んで溝一杯
にまでなっており、側溝の役目を全く果たして居ない状態で、場内南側の艇置き場は
排水出来ていません。さらに、側溝脇のフェンスが東側に全て倒れていて、側溝の清
掃を困難にしています。
本日は全ての契約オーナーに電話で船の状況を報告しましたが、気兼ねして問い合わ
せ控えている人から感謝されました。明日、オーナーさん向けのDMで「地震見舞い」
とマリーナ状況報告をします。2日ぶりに、21:00ころ水道が出始めましたが圧
は弱く量もでませんでした。
22:00 漏水確認の為、道路わきの元メーター点検したところ完全停止してもれ
はありませんでした。
潮来のホテルについて
1.潮来ホテル   ホテルも被害が出ているが、道路の液状化で橋との接続部の段
差が大きく使えない橋が出て非常に苦労している。船の被害は無い。
2.富士屋ホテル ホテル被害が大きいがあやめ祭りまでには何とかしたい。

他マリーナについて
1. 銚子マリーナ   集中的津波で壊滅的な被害と言うことです。
元京成ホテル支配人鈴木氏、清水専務よりの伝聞。
「銚子浮き桟橋」について調べてもらうことをお願いしました。
2. 大洗マリーナ  壊滅的は状況とのことです。 オーナーさんが見に行きま
した。
共に、陸に流されてしまう船だけでなく、引き波で外洋に持って行かれたり、沈没し
ている船が多数見受けられてと言います。
3. 小名浜マリーナ   壊滅的  ヤマハ関係者の話。
4. 水の郷佐原  実川さん  どうしようもない状態。詳しくは不明。
係留桟橋が使えない。
小野川の川底が液状化で隆起してしまい船の運行は不可能である。